ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ 

宿泊日  2007年12月8日(土)、9日(日)
料金  36,960円 朝食付き税込み(前回と同料金?)、朝・夕刊
予約/特典/担当  11月4日、JTB / 前回と同じプリミエールスティの特典にインターネット接続無料  / 中山 
地域 / 交通  洞爺湖 / 新幹線、電車、汽車、送迎バス、汽車、列車、新幹線 
チェックイン/到着  15:00 / 16:00     出発:6:10
チェックアウト/出発  12:00 / 12:55
総合評価 AAA  200億円?を投じて新たに造られた京都迎賓館を抑えて2008年のサミット会場に選ばれた事からも、ホテルの凄さが推し量れます
 部屋からの眺めは一度は泊まってみる価値があると思いますが、せっかく泊まるなら繁忙期を外してプリミエールスティでの連泊をお薦めします。到着チェックインから24時間の滞在が出来ますので、日常を忘れて食事やエステその他のサービスを堪能されてはいかがでしょうか
1日目
湖側の部屋
AAA  705号室 / ジュニアスイート、58平米、前回と同じ部屋。カードキーは2枚
 ベットとソファの間に有ったカウンターと壺が無くなっていたが、海側の部屋にはソファの後ろに違和感がなく置かれていた
 他に変わっていたのはアイロンとお風呂に行く時の巾着が追加され、ヘルスメーターは高機能な物になってたが、スリッパは形は変わらないが光沢も無く履いているとしわが出来て少し安いのになっていた
 ベットエントランスミニバー・冷蔵庫バストイレ洗面シャワーブースアメニティレディスセット
 朝食のルームサービスはウィンザースタイルから普通のセットメニューになっていた  
2日目
海側の部屋
AAA  706号室 / ジュニアスイート、58平米 部屋の広さは湖側と同じだそうですが、レイアウトの関係なのかこちらの海側の方がずっと広く感じられる
 ベットエントランスクロゼット机・テレビミニバー洗面バスシャワーブース
 レストランでの朝食とバスローブで行ける大浴場が有るので湖側の部屋共にバス・シャワーブースは使わなかった
海側の眺望 AA  反対の湖側の眺望は一月遅いですが前回のをご覧ください
 この時季の雪景色は湖側の方が良かった
 部屋番号が大きい中央寄りの部屋からの方が、海側のスキー場全体を見渡せる
1日目夕食 AA  JTBで部屋と同時に予約(現地払い別料金)、20時より11F鉄板焼き「アウトオブアフリカ」で19,000円のコース(他に27,000円のコースが有った)
 ミシェルブラスの手前に有って、料理は湖を、デザートは海を最上階から見ながら最高の環境で食事が出来ますが、夜は温泉街と豊浦町の灯りが少し見えるだけですので、ランチや夏の早い時間からの食事をお薦めします。前回のミシェルブラスの席からは温泉街の灯りは見えなかった
 中央の大きなカウンターに客は最初から最後まで私たち1組だけ(ミシェルブラスへの通路を通る人も居なかった)、3人のスタッフが私たちの為だけに対応してくれた。中央のカウンターだけが正面に洞爺湖を望め、両脇のカウンターからは横を向かないと見えない
 コックさんは息子と同い年、背が高く長い帽子が天井につかえそうでしたが、入社間もないとかで威圧感もなく対応は良かった
 料理は箸で食べるだけでなく、ナイフとフォークにブツ貝ではソーススプーンも使ってフランス料理のような食べ方の初めてのスタイル、どれも美味しく量も多い。
 最初に野菜のマリネ
 キノコたっぷりのほうしょう焼き
 ブツ貝(ホッキ貝?)
 ひらめ
 フィレステーキは箸で食べられる
 ガーリックライスかお茶漬け、ガーリックライスにもスプーン
 通路を挟んだ海側の席に移ってデザート、コーヒー
 お土産に持ち帰れるカップ一杯のハーブキャンディ
 帰りにはバラの花を1輪
 生ビール(1,050円)、ペリエ(840円)
2日目夕食  翌日がカシオペアでの洋食で、前回のプリミエールサロンの女性の薦めもあり、JTBで部屋と同時に予約(現地払い別料金)して、19時半より11F鮨「わく善」で15,750円のおまかせコース(寿司8貫にお通し・突き出し、お造り、焼き物(エイのほお肉?)、お吸い物、デザートなど、握りはひらめ、マグロ、大トロ、鮭、カニ、鯖、穴子など、私だけが食べた馬糞うに、いくらの醤油漬けは美味しかった)
 家内が嫌いなものが多く東京のパークタワーではどうしてもお寿司屋さんには入れなかったが、先に嫌いなものを言って対応してもらった。それでも折角ホテルで食事をするなら、お寿司以外の料理から選んだ方が良いように思います
 窓が無いカウンター席で先に2組4名、私達が最後、うには軍艦だったがいくらは小鉢と木のスプーンで
 手拭の半分の大きさで茶巾のようなナプキンは持ち帰れる
 他のメニューは21,000円のコースと寿司10貫で8,400円の握りのコースがあった
 生ビール中(840円)、生小(630円)、熱燗(1,260円)
 食事の後にポロバーに寄ってカクテル(1,260円)を1杯
1日目朝食 AA  9時から2F「キリガンズアイランド」でフレンチとイタリアンスタイル朝食(3,150円)、最初にスパークリングワインが出る
 広いレストランに客は4組ほどと少なく、端の窓際だけの席に案内された。客が少ない為か接客は良かった
 このレストランでのディナーは8,400円と12,600円のコース、ディナーは食べてませんが特にこだわりがなければ、このレストランでの夕食と「天川」の朝食をお薦めします
2日目朝食  2F「天川」で和定食(3,150円)、オープンキッチンで前日とメニューが違っていた。食後のコーヒーはプリミエールサロンで
 9時頃は待つことなく直ぐに入れたが空席は少なかった 
昼食 BB  家内はスパランチなので、ひとりでロビーラウンジ「カフェゼット」でサンドイッチ(840円)とケーキセット(1,050円)
大浴場  6時から24時まで、11時から15時まで清掃時間
 露天風呂は1つなので翌朝男女入れ替わる。どちらも空いてた
 御影石の風呂は昨年、檜風呂は一昨年に改修され、御影石の風呂は三角形に造り変えられ、洗い場には仕切りが付けられて格段に良くなり、腰掛けも高さが違うのが置いてあった
 露天風呂は前と同じでお風呂に入っての眺めは良くない
 置いてあるタオル・バスタオルは前は白だったと思うがベージュの色付きになっていた
プール
クリスタルブルー
クラブ
    2日目の11時過ぎに行ったら誰も居なくて、1時間程いたがひとりも入って来なかった
 水着は借りたので使わなかったが水着脱水機は有りました
フロントの対応
プリミエールサロン
 チェックイン・アウト共にプリミエールサロンで
 到着すると夕食とエステの予約を確認され、前のデータが残っているのか新聞は読売でよいか訊かれる
 JTBで予約の際に湖側と海側に1泊ずつのリクエストをしたが、叶えられた。 部屋を移動する時間を訊かれたが、移る際の対応を説明して欲しかった(前日706号室は空室だったと思う)
 11階に有ったプリミエールサロンが1階エレベータホールの奥になって、フロント業務も兼ねるようになり便利にはなりましたが、広くなってプリミエール専用ロビーというような感じで、飲み物などもセルフサービスでクラブラウンジの趣きではなく、コンシェルジュとも遠くなってしまった
ベルガール・ドアマンの対応  バスに乗る時に預けたバッグはそのまま部屋まで届いた
 バスを降りると1組に1人のベルガールが出迎え(客は5組10人くらい)、名前を告げるとメモを見てプルミエールサロンに案内(私達だけ)、部屋までの案内は別の若い男性
 部屋移動の際は、頼んでから少し時間が経ってベルガール(20代後半?)が1人で普通のワゴン1台を持って来た(フロント近くではハンガーのワゴンを見かけた)。
 見送りはシルクハットのドアマンとベルガールの二人が通路と反対の私達の席側に来て挨拶
他の従業員の対応 BBB  客は少なく閑散としてたのに、コンシェルジュ・プリミエールサロン、温泉での対応や清掃用のワゴンなどで4年前より接客対応は後退した印象を受けました。 再建に集まった人達が辞めてしまって、後から入った人も定着しないで、従業員が少なくなってるのかもしれません。 眺めや施設に負けない接客が期待出来るようになるには生え抜きのスタッフが育つまで待たなければならないようです
感 想、備品、その他

 スキー場のオープン予定は次週の15日からで、最も客の少ない時期ですがガラガラでロビーではツアー客が目立ち、前回は1月でしたがワッフル地のバスローブは目立たなかったのに、今回は逆でパイル地の客は少なく、スパやレストランの様子などからサミット開催で知名度は上がって観光客は増えても滞在目的で来る客は少なくなって、客室当たりの売上は下がってしまったようです
 ジュニアスイートに泊まって、同じ日のカシオペアで帰るツアーを新聞広告で見かけたが、9時ホテル出発だったので止めました。中国(台湾?)からのツアー客も多く泊まってました

 前回は20日ほど前でも予約が取れなかったので部屋と同時にエステの予約を入れましたが、客は居なくて空いてたそうです。(昼間は家内1人だけの様な状態?)
 1日目は17時半からボディ・トリートメント、テンション・リリースとヘッド&ショルダー(30分+30分、18,480円)
 2日目は13時よりスパ・エスケープ(200分34,650円、スパランチ付き)
 料金は4年前と変わらず、東京のホテルでの料金と比べると安い
 スパは最終受付が17時半で19時に営業終了

 以前のホテルのホームページは凝った作りで良くなかったが、作り直されて、まだレストランの情報などは少ないが、見易くなった。 ホテル学校の事が出てないので、講師などが辞めてしまって無くなったのかもしれません
 現在はYahoo検索の100番以内には表示されないが、長期間最初のページに表示され、このページがアクセス数では一番多い、サミット会場が発表された4月24日頃から3日間は50〜70番目くらいの表示だったがアクセスが急増した

 ロビーでは朝からハープの演奏、お昼頃にはピアノとフルート、ジャズのヴォーカルは前回は夜にバーからロビーにも聞こえるように演奏してたが、今回は午後にカフェゼットで演奏してました

 部屋に断り書きが有ったが、最初の日だけ上階から?改修工事の音が響いた
 サミットで7月1日から10日までホテルは利用出来ない

 社員会から頂いた定年祝いのお礼もあって、「メルティンポット」でドイツのチョコレート「リッタースポーツ」(数種類あり、正方形で100g、294円)をお土産に買ったが、とても美味しいチョコレートと好評で、自分でも食べてみたが美味しいだけでなく食べ易いパッケージと形で、良く出来ていた

 帰りのバスは私達の他には添乗員?が1人で3人のみ、前回は同じ時間の日曜日でしたが荷物用に別便が出るほど満席でした
 洞爺駅では30分ほど時間が有るので、注文を受けてから作る鮭弁当とカニ弁当(共に945円)を買う、ホタテ弁当は予約だそうです


宿泊日  2004年1月10日(土)、11日(日、休前日)
料金  32,000円 朝食付き(全日同料金) 
予約/特典/担当  11月9日、JTB / 好きな時間から24時間ステイ、フィットネス(3,500円)滞在中フリー、リフトゴンドラ1日券(3,000円)無料、バレーパーキングサービス(1,000円)無料、クラブラウンジでドリンク無料などプリミエールスタイルの特典がある  / 町田  
地域 / 交通  洞爺湖近くの山頂 / 寝台車、汽車、送迎バス、電車、新幹線 
チェックイン/到着  15:00 / 12:10
チェックアウト/出発  12:00 / 13:00
総合評価 AAA  最高のリゾート環境が整った施設で料金に見合った満足が得られ、トリプルAでなく別格のS評価でも付けたいほどの魅力溢れるホテルで絶対のお薦めですので是非一度訪れて見て下さい
 1番のリゾート要件は眺望だと思いますが、山頂に建てられて遮る物が何もなく、全室から海か湖が見下ろせ、この眺めだけでも元が取れたと思えるほどです
 2番目のリゾート要件のハードもバブルの遺産で700億円を投じて建てられた豪華そのもので、特にロビーは初めて見ると圧倒されると思います
 3番目のサービスも、何処でも一対一でサービスを受けてるような感じで、従業員が多く500人以上が働いているのではと思われます
 4番目の滞在中に過ごす施設もレストランが12ヶ所もあり、有名なパン屋さんやケーキ屋さんも入っていて、ピザハウスも有り、夏はテニスやゴルフに冬はスキー、屋内ではプールにエステ、バーではジャズのピアノとボーカルの演奏、ロビーではハープとピアノの演奏と充実していて、部屋でもボーっと山頂の気象の変化を眺めているだけでも全く飽きません 
部屋 AAA  907号室 / ジュニアスイート、58平米 ベッドサイズ126cm×203cm(JTB資料)
 寝心地がとても良いベットで寝具も肌触りが良い、枕は2つに抱き枕も有る
 ターンダウンはハウスキーパーが地元の人で接客になれないのか男性と2人で来る。 ナイトテーブルにチョコレート
 ビユーバスタイプの部屋で、リビングとの仕切りは無く、壺がベットの前に置いてある
 机とオットマン付きの籐椅子が有ったが、ソファーは背が低い私達には使い難かった
 窓の下に空調の噴出し口が有り、2重ガラスになっていて厳冬期なのに結露は全く無い、カーテンはナイトテーブルから電動操作
 テレビは薄型でなく普通のフラットブラウン管のタイプ
 ミニバーにはポット用に1.5Lのエビアン
 スリッパは厚手のしっかりした物で、長い廊下でも歩き易い
 気になるジュータンのシミや家具のキズなどは全く無かった 
眺望 AAA  前回海側だったので洞爺湖側をリクエスト、客室全面がガラス窓なので右側の有珠山から温泉街、洞爺湖、左側の羊蹄山までの大パノラマを見渡せ、晴れれば絶景、山頂なので気象の変化が激しい
反対の海側の部屋からはスキー場が見渡せる 
バス AAA  窓から洞爺湖が見下ろせ、ブラインドを開けて入っても全く気にならなくて、窓も曇らない
 取手が付いた鋳物ホーローのバスタブに床や壁と同じ大理石のエプロン、窓があるので手摺りは付けられない
 高速給湯ではなく、排水口も3cm位で普通、BVLGARIのバスジェル75ml全部入れたが水栓に勢いがなく泡立ちも少ない
 シャワーブースが別に有る
トイレ AA  洗面台の脇に有る普通のシャワートイレ    
洗面 AAA  シンクは1つだが広いカウンターと大きな鏡で使い易い
 アメニティにはレディスセットが付いているが男性用の整髪料はない
 ブルガリのシャンプーは匂いがきつい
 スツールやヘルスメーターにカバーがしてあったのは初めて
 タオル類は多い
 小さな液晶テレビも有る  
クロゼット AA  2枚の引き戸、ハンガーは10本で内2本はドレスハンガー、他にバスルームにバスローブが掛かったプラスチックのハンガー2本も使えて、普通のツインルームなら十分な広さだが、金庫や籐のタンスも入っていてスイートにしては窮屈な感じで、ハンガーも少ないような気がしました
夕食  JTBで部屋と同時に予約(現地払い別料金)、19時半より「ミシェル・ブラス トーヤ」で18,000円のコース(他に25,000円のコースが有る)
 右側にナイフとホーク、スプーンが1本ずつ並べて有り、どのように使うのかと思ってたら使い方のを説明があり、レストランが有るライヨールはナイフの産地でミッシェル・ブラスの義兄もナイフの職人でナイフは日本の箸と同じような使い方で、ホークとスプーンは取り替えるが、ナイフはパンで拭いて何度も使う
 料理は妻が食べられない物が多く、私達だけのメニューかも知れませんが、最初の3つのスプーンに盛られて一口で食べたのがソースと合ってて美味しかったのと、魚や肉の料理にも野菜が多く使われて野菜が美味しかった印象が有るくらいで、グルメではないので料理はそれ程凄いという感じはしませんでしたが、接客はさすがだと思いました
 メニュー表の他はスプーンのアミューズ、デザートと一緒に出されたプティフール6個、パンと紙の様に薄く焼いたパン?にお土産にクッキー、飲まなかったがコーヒーは別料金
 水は6種類くらいから選べる
 白ワインのハーフ3,000円は安い
2日目夕食 AA  クラブラウンジから19時半に予約して「天川」で8,500円のコース(食事のメニューは朝食と同じく1種類のみ)
 前日にメニューを見たら蝦夷鹿といくら丼になってたので朝食の時に妻が食べられないと話したら、ホロホロ鳥とタラコになり、それも食べられないので鮭とシャコを出してくれました
 窓もなく8卓とカウンター10席で狭い感じがする所ですが、その分朝食と比べると安いように思える料金設定で美味しくて、お薦めです
朝食  「天川」で和定食(3,000円)、筑前煮は大きな器で取り分ける
2日目朝食 BBB  クラブラウンジから手配して貰い、朝食券との差額負担1,100円でルームサービス、コンチネンタル2,800円とウインザースタイル3,800円
 パンが凄い、トマトジュースも美味しい、スクランブルエッグは皿ではなく容器に入ってる。 ジャムはパックでなく、皿に盛られている
昼食  クラブラウンジから13時に予約して、ゴンドラで降り、2003年12月にスキー場のオープンと同時に開店した、ピザハウス「ピットーレ」でピザとサラダに瓶ビール1本で支払いは4,100円
 食べきれるのか心配したが、なんとか残さずに食べられました
 送迎バスの運転手とクラブラウンジの女性のお薦め、他のホテルの送迎車も来ていて食事中はほぼ満席状態、ホテルのレストランより安く済みそうでゴンドラに乗る楽しみもあり、ここもお薦めです、配達もしている
 強風でゴンドラが止まり、帰りはバスを手配
大浴場 BBB  6時から24時まで、朝食後でもゆっくり入れる
 露天風呂が有り外が見えるガラス窓の檜風呂と、露天風呂が無く外が見えないガラス窓で御影石の風呂とで翌朝男女入れ替わる
 このくらいのホテルにしては浴槽は小さ目、蛇口11個で洗い場に仕切りは無く、桶を置く段は隣に流れないように少し高くなってる所が有る
 檜の浴槽はざらついた感じに劣化して、ぬめりが有る所も
 サウナと水風呂が有る
露天風呂 BBB  折角山頂に有るのに囲いは無いが大浴場より1段低く、雪も有るので入ると外が全く見えなくなってしまい、雪が無くても立たないと外の景色が見えない
 平坦な造りでお風呂は危なくないが、ドアを出た所が凍ってる場合が有るので気を付けた方が良い
洗面脱衣所 AAA  タオルとバスタオルが自由に使え、何も持たずにバスローブスリッパで行ける
 ロッカーはディンプルタイプのバンドの鍵でスチール一段で広め目、バスローブを掛けても余裕が有る
 下駄箱も鍵が掛かりスリッパを取り替えられる事はない
 洗面台は5ヶ所で女性用には少ない
 スタッフが多く、常時3人くらい居て頻繁に掃除をして一番気になる髪の毛もローラーをかけたり、足拭きマットも湿った感じがしない
 脱衣所を出た所の休憩所には新聞が多く置いて有り、足元が寒くないか気遣ってバスタオルを掛けてくれる
 15分くらいのスポーツマッサージもやっている
プール
クリスタルブルー
クラブ
BBB  25m×3コースで中間が深くなっている(3,500円)
 スタッフは多いが水泳の経験が無いホテルマンの様な感じで、2日共入ったが水質のチェックはして無かった
 ジムもプールと同じフロア
 建物自体は良いが、スイミングクラブとしての造りは良くない
 ジャグジーとサウナが有る
 ミネラルウォーターは自由に飲める
 水着やキャップ、ゴーグルなど無料で借りられる
 アクアビクスやプライベートレッスンなどのプログラムは、確認しなかったがスタッフの様子からなさそうです  
ロッカールーム BBB  ロッカーはスチール2段、ディンプルタイプのバンドの鍵でバスローブを入れると窮屈
 水着は借りられるので脱水機は置いてなく、ビニール袋だけ
 お風呂は無くシャワーのみ、休憩所は無くプールのデッキチェアで
 このホテルにしては貧弱は造りで、ワンフロアでないので使い難い  
建物 AAA  1993年建築、2002年改装、ホロナイ山(625m)山頂に建ち、地上11階地下1階、398室820名収容、敷地面積28,474u、延べ床面積63,806u
 エレベ−ターは5基で早くて直ぐに来る、前は外が見えたと思うが見えなくなっていた
 毛が長くて新しくなった?廊下のジュウタンは静電気が気になる 
ロビー AAA  噴火湾側が2階通しの18m、洞爺湖側が12.5mの1枚ガラスで眺めは最高、ケーキ屋さんが出来たので狭くなったが、地下のロビーも有るので座る所は十分に有る
 時間によりハープとピアノの演奏をしている
 ハーピストはポーランド出身のボジャーナ・コスマラーさん
フロントの対応 BB  チェックインの対応は普通だが、チェックアウトは接客に不慣れな会計係りの様な女性で、説明もなく請求書を出すだけで私の方から支払い金額を訊く、クレジットの伝表も金額の確認も無くサインを求める
 他の係りの人の接客はしっかりしてたので、ここのホテルなら後に行列が出来てるわけでもないので滞在を締めくくり、寛げたのか、不備は無かったかとか宿泊の礼やリピートを期待する言葉などがあっても良いのではと思いました、カードキー2枚と朝食券
ベルガールの対応  20才くらいの女性、明るい笑顔で対応、感じは良かった
 部屋から外の景色は見えなかったので眺めの説明は求めなかったが、館内が広くて色々な施設が有るので部屋に案内する前に簡単な説明が有れば良かった
 特にお土産品などの売店(メルティンポット)とスキー場のフロントは分かり難かった
ドアマンの対応  シルクハットを被った専属のドアマンが二人居るが出迎えや見送りだけで、ベルやフロントとの連携は見られない
 大勢のベルがバスを出迎える、見送りは公休だったクラブラウンジの女性の代わりの方と男性の二人 
夕食時の対応
「ミシェル・ブラス」
AAA  2ヶ月前に予約した時にJTBより妻が食べられない物を伝えていたら、メニューに反映されていた
 メートルさんと思しき30才位のフランス人女性が出迎えと見送り、それに最後のデザートの給仕と会計の後にお土産のクッキーを渡される
 他に日本人のスタッフ2〜6名が出迎えたので入店を事前にチェックしてるのかも知れません、料理も銀の大皿で運び2人が同時に出すなどスタッフが多い
 窓際の席だが外は真っ暗で何も見えないので、滞在するなら昼食でも良いかも知れません
 3時間も掛けて食事をする人も多いとかで、テーブル分だけしか予約を受けないようなので、部屋と同時に予約した方が良さそうです
 三つ星レストランなので予約の時に上着が必要か訊いたら必要ないとの事で、普通のホテルのカジュアルなレストランに入る様な服装でも特に気にする事はない  
夕食時の対応
「天川」
AA  キャンセルが出て先に3組だけ、予約はカウンター席だったがテーブル席に、1時間以上も前に準備が出来たと部屋に電話が有る
 ナプキンにおしぼり2本、熱燗に茶巾が付いてたのはホテルでは初めて
 献立表は無いが、カウンターの中から料理の進み具合を見ながら調理
朝食時の対応
「天川」
 9時頃行ったが空いてた、夕食も同じ所なので妻の食べられない物を言ったら、きちんと伝わっていた
朝食時の対応
ルームサービス
 20代半ばの男性、まだ振る舞いが板についた感じでは無かったが、若いのに落ち着いた接客でまあまあ良かった、片付けも直ぐに来た
 料理はワゴンの下に小さな冷蔵庫の様な形の温かい容器に入れて持って来た
他の従業員の対応 AA  廊下などですれ違っても必ず挨拶され、また立ち止まってきちんと挨拶をする人もいた
 ハウスキーピング用のワゴンは廊下には置いてなく、邪魔にならない階段の所に2台だけ有った
感 想、備品、その他

 前回訪れた時は7月の日曜日なのに客が殆ど居なかったが、今回は真冬でしかも大雪で飛行機が欠航してキャンセルが多く出たのに賑わっていたので、物凄い維持費がかかりそうですが何とかやって行けそうな気がしました
 このように書く事が多くなったのは初めて、それだけ魅力に溢れたホテルでレストランやサービスの高い料金もまったく気にならず、2泊の滞在はあっという間で物足りなく、また来年も来たくなるほど
 ただ眺めやハードの魅力に比べると、まだ開業1年半の接客では物足りなく魅力の有るホテルマンには出会えませんでしたが、それでも「ミシェル・ブラス」のフランス人女性の振る舞いは印象に残りました

 ホテルの魅力を堪能するには正月や5月の連休、夏休みなどの繁忙期は避けた方が良さそうです。 またホテル学校の生徒が大勢アルバイトで働いているのと思うのに全く気にならなかったので、ある程度接客に慣れる半年くらい経った10月から3月にかけて訪れる方がストレスを感じないのかも知れません
 
 レストランは12箇所も有り、JTBでは「ミシェル・ブラス」と「美山荘」だけが要予約となってたので、現地で見てから決めようと思ったが、部屋に詳しいメニューはなく、レストランに行っても良くわからないので、クラブラウンジで相談して予約してもらう
 妻がここの女性にお礼のメッセージを書き、レストランにもお礼の気持ちを伝えてもらうようにお願いする
 チェックインの時にレストラン一覧の小さな紙1枚を渡されるだけでは何処で食べるか分からないので、レストランの予約や相談ができる専用のカウンターが有れば良かった
 夏休みなどの繁忙期にはレストランの予約は難しそうなので早めに予約した方が良さそうです

 12月23日に妻がエステの予約を入れたが、1月11日の予約は埋まっていてキャンセル待ちになり、ストーンマッサージ(75分16,500円)だけ10日の16時から予約する
 11日はヨーロピアンリフレクソロジーのキャンセル待ちを入れたが、キャンセルが多く出て時間が取れたので16時半からフェイシャルトリートメント(ハイドロオプティカル90分26,400円)を受ける

 送迎バスの運転手は名前を言い、観光案内をしながら運転、曲がりくねった山道で心配しましたが丁寧な運転で酔わなかった
  バスの中で荷物に名札を付け荷物はバスの中に置いておく、洞爺駅発のバスはキャンセルでガラガラだったが、ホテル発の大型バスは満席で荷物は別便で運ぶ

 ゴンドラの1日券は無料で発行されたが、ホテルからゴンドラの駅まで200mほど有り、普通の靴では行けないので靴を借りる(1,000円)、次回はスノーシューを借りて積もった雪の上を歩いてみたい

 メッセージが有ると電話にランプが点くが、テレビにもスイッチが入って表示される

 11日に「メルティンポット」からお土産のいくらを送ったが、業者が休日は休みなので13日の発送で、到着は15日になってしまったので改善をお願いしたい

 ジュニアスイート以上で色々な特典が有るプリミエールスタイル(24時間ステイが出来ない日も有る)と、季節によって料金が変動するカジュアルスタイルが有り、この日のツインルーム(40平米 ベッドサイズ121cm×203cm、JTB資料)のJTB料金は朝食付きで17,000円
 カードキーを見せると直ぐ判るので、色分けがされてるのようです

 前回訪れた時に客が少ないのにスタッフが多く、施設も立派で教育訓練には最適の環境なので研修生でも受け入れているのかと思いましたが、ホテル学校が併設されていて学生がアルバイトで働いているようです

 ホテルの所有はやはりセコムでした。
 社長の窪山さんはテレビドラマ「ホテル」で松方弘樹さんが演じた藤堂マネージャーのモデルだそうで、「ホテル」の脚本家がこのホテルに滞在してここを舞台にしたドラマで出来るかも知れないと、再開する前も勤めていたホテルでは地位がかなり高そうなピザハウスから帰りの運転手さんが話してました


宿泊日  1997年7月6日(日)
料金  20,000円 2食付き 
予約 / 特典  約3週間前  JTB /  
地域 / 交通  虻田町 洞爺湖近くの山頂 / 新幹線、電車、レンタカー 
チェックイン/到着  15:00 / 15:00
チェックアウト/出発  11:00 / 10:30
総合評価 AAA  建物も従業員の対応も最高でした 
部屋 AAA   号室 / ツイン、40平米
眺望 AAA  海側、噴火湾が見渡せる(山頂なので反対側の部屋からは洞爺湖が見渡せる) 
バス AAA  
トイレ     
洗面 AAA  
夕食 BB  陶板焼きコース(5,000円)
朝食 BBB  和定食
建物 AAA  
フロントの対応    家内がチェックイン、カウンターが高くて首だけ出してる様だと話してました
ドアマン・ベルボーイの対応 AAA  ドアマンが二人居て、鞄一つなのにワゴンで車からフロントまで荷物を運んでくれる 
夕食時の対応 AAA  
朝食時の対応 AAA  
他の従業員の対応 AAA  
大浴場 / 脱衣所 AAA  フロントが男女二人おり交替で脱衣所の掃除をしていました
 タオル有り、 スリッパが使えないので靴で大浴場に行くのは苦痛 
感 想、その他

 拓銀が傾いたバブルの搭、よくまあ山頂に巨大で豪華なホテルを建てたものだと感心しましたが、どうやっても絶対に採算が取れないと思いました

 大きな地下駐車場に誘導員が2〜3人いて、全て機械式の2段になってましたが車は数えられるくらいしか入ってませんでした

 広いエントランスホールも地下から3層に渡って作られていて、フロントの前を通らずにプールや大浴場に行ける様になってました
 又生花のフラワーアレンジメントも廊下やエレベータホールなど至る所に置かれていました

 ハウステンボスのホテルヨーロッパなど高級ホテルを手がけた窪山さん(日経産業新聞の記事を何度か拝見しました)が4月から総支配人で入られて3ヶ月、7月から名前をエイペック洞爺からウインザーホテルに改めて再出発した直後に、観光旅行の通過点として訪れました。客より従業員が多く目について、注目されている感じがしましたが、パークハイアット東京のように緊張する事が無く暖かく見守られているようでした

 次回はゆっくり滞在出来たらと思っていましたが、1997年11月頃には拓銀の倒産で翌年3月からの休業が決まり二度と訪れる事が出来なくなってしまいました

 追記
 2002年6月1日から営業が再開されます
 2001年10月に洞爺パークホテル天翔に泊まった帰りのタクシーの運転手の話では、セコムだかが買収して来年には営業を再開するとか


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