伊東園ホテル塩原 

宿泊日  2008年4月5日(土) 
料金  7,800円、2食付き税込み、365日同一料金、3人以上バイキングプランは6,800円、2名だと7,800円
予約/特典  3月2日、前日に泊まった伊東園の一柳閣が良かったので帰宅後に日程を確認し一柳閣と同じチラシを見て、家内がホテルに電話で予約  /
地域 / 交通  塩原温泉 / 車
チェックイン/到着  12:00(部屋の準備ができれば) / 12:50   出発 10:25
チェックアウト/出発  12:00 / 12:00

総合評価 BB  塩原温泉の現状をそのまま表してるようなホテルで一柳閣の方が良かった
 朝食バイキングは良かったが、その他は魅力に乏しくメリハリもなく、平日では料金のお得感も得られなくて、滞在時間を比べないと分かりませんが、次回は他のホテルになってしまうような気がします
部屋 CCC  客室最上階4階の418号室、家内が高層階をリクエスト、7.5畳と縁側2.5畳くらいの和室、洋室だと28uくらいだが和室だと押入れなどに取られて凄く狭く感じる
 布団で寝たのはこの宿泊記では01年の「白龍閣」以来7年?ぶり
 ジュータンには気になるシミが有ったが、この部屋は改装されていて清潔感が有る。下の階では部屋のドアが交換されてないので全館が改装済みではないようです
 アウトバスでお風呂は付いてないが、いつも部屋のは使わず、滞在時間中は大浴場に入れるので不自由はない
 国道400号沿いで車の騒音が気になり、眺めを含めて川側の部屋をリクエストした方が良さそうです
 枕元の冷蔵庫が煩いのでコンセントを抜いたら水が出てしまった
 エントランス鍵と食事の案内広縁テレビ・床の間冷蔵庫・金庫
眺望 BB  街と山の眺めで紅葉の頃は綺麗なのかも知れないが、この時期の眺めはあまり良くない
 廊下を挟んだ反対側の部屋は川と山の眺め、トテ馬車
トイレ A  個室のトイレ、シャワートイレで暖房便座に改装されている
洗面  家庭用の洗面台、歯磨きだけでアメニティ・ドライヤーは置いてない。コップが1つだけなのは記憶が無いのに、歯ブラシとタオルが色違いの用意があるのに、同じ色で揃えてあった
クローゼット BB  押入れにハンガー7個、羽織が掛かってる
夕食  18時45分からバイキング
 安い料金なので文句は言えないがメインディシュ?が肉じゃがや八宝菜では貧弱、伊東園のブログでは一柳閣のリハーサルにクシ刺しの川魚が出ていて、ホテルの向かい側が養鱒場なので鱒の塩焼きが出るのではと期待してました
 瓶ビール中瓶(580円)
夕食時の対応 BBB  フロントで満室なのでレストランが混むと説明され、開始は18時からなので待たされると思ったら、二人席が1卓だけ空いてた
 みんな食事が早く30分で終わるような感じで、席に着くと続々と帰っていった
 テーブルクロスは透明の厚いビニールのまま、畳の席は無く、マネージャーのような人も居なかった
 ゆかたのまま食事が出来るのはありがたい 
朝食 AAA  8時50分から、バイキング
 卯の花、小松菜のおひたし、かぼちゃ、ぜんまい、切干大根、ほうれん草のバター炒め、いんげんとコンニャクの味噌炒め、きんぴら、菜の花のゴマ和えなど、朝食バイキングではあまり見かけない手の込んだヘルシーメニューが並んでいて夕食バイキングより断然良くて、メザシも初めて
 プレーンヨーグルトも有り、梅干も大粒の物、果物はバナナとグレープフルーツだけ
朝食時の対応 BBB  朝食時間が7時〜11時までと遅くまでやっている(入場は10時半まで)
 大きなレストランではないが、満室なのに空席が十分に有って窓際の席に座れた
 ワゴンは使ってないが、皿の片付けは食事が済んでから、夕食でも同じ
 入口が見える所の席でしたが、食事券を籠に入れるよう指示して、客が来てもスタッフが居ない時も多く、出迎えと案内なしで、客に勝手に食事をさせるのは絶対に良くない
 入口が透明なガラス戸で中が良く見えるホテルのレストランは見たことがない
 ご飯はどこのホテルでも大きな電気釜をそのまま置いてるだけなのに、フタの高さまで埋め込んで取り易くしてある 
大浴場 AA  クアハウスとして営業してたので、大浴場の他に打たせ湯、寝湯、ジャグジー、掛け湯・上がり湯が有って良く出来ていて。11時〜13時までの清掃時間以外は滞在中は何時でも入れる
 温泉だが循環・加温していて、23時頃からジャグジーは止まり、深夜には温度が低くなる
 蛇口は10個で桶を置く段が有るだけで仕切りは無く間隔も狭い。タオルは部屋のを使う 
洗面、脱衣所 BB  男性用の洗面台は3ヶ所、整髪料、クシ、カミソリ、綿棒が置いてある
 壁に取り付けられた、両手が自由に使えるドライヤーは使い易い
 脱衣籠は狭い所の3方向に棚の番号が見えないほど密集して置いてあって使い難く、籠は1段空けても十分な数が有り、少しは使い易くなりそう
 朝の清掃がされてなく、ゴミやタオルが山になってたので改善をお願いしたい
露天風呂  男性用は岩風呂、女性用は檜風呂の広い浴槽、屋根がかかり、前が遊歩道なので浴槽に浸かりながらの眺めは良くないが、4〜5日経つとすぐ前に見事な桜が期待出来そうです
建物 BB  4階建て73室、エレベータは1基のみ、殆ど階段を使う
 築年数はかなり経っているが、維持管理は一柳閣よりしっかりされている
ロビー BBB  フロント前に半円の椅子が1つ有るだけだが、ラウンジがロビーとして自由に使えて、新聞も置いてある。いつも誰も居なかった
フロントの対応  電話で予約をすると、キャンセル料や布団を先に敷くなどのシステムの説明があった
 チェックイン時にゆかたのサイズを客室係に指示している
 部屋の準備が出来るまで5分ほどラウンジで待った
 請求書の内容は一行ごとに説明する
 外線電話がフロントにかかってくるのは良くない
 クレジットカードは使える 
他の従業員の対応     フロント、レストラン以外のスタッフはあまり見かけなかった

感 想、設備、その他

 1月27日に営業を終了した「クアホテル寿苑」を伊東園グループが買収して2月16日から「伊東園ホテル塩原」として営業を再開しました
 フロントでの予約の対応では土曜日は5月24日まで満室のようです

 塩原温泉は「おおるり」の本拠地、塩原に5軒もグループのホテルが有り、先月には「かもしか荘」を買収した大江戸温泉が開業して、このホテルも含めて低価格での集客は好調のようですが、スタッフを省いた時間消費型のホテルでは、癒しや寛ぎを求める客の満足を得られるとは思えません
 歩いたほうらい橋までに点在する中小の旅館に違いは感じられず、10年前に泊まったホテルニュー塩原も魅力がなく、先日公表された公示地価では下落率県内一、時代の変化に取り残された様子がうかがえます
 車の通りが激しく、電柱に隠れて歩くようでは昔の良さを取り戻すわけにはいかず、源泉を守るためには大きくすることも出来ないでしょうから、ミシェル・ブラストーヤのように高い飛行機代やホテル代を払ってでも料理を食べたい人が大勢いて、近くには大田原牛も有るのだから、オーベルジュのようにするとか、逆にこのホテルの朝食のようにコックさんを使わないおふくろの味を売りにするなど、30代、40代の高収入の女性に的を絞って復活した熱海をみならって、各ホテルごとにコンセプトとターゲットを明確にして集客をしないと、温泉だけに頼って低料金の同じようなホテルが増えるだけでは寂れるばかりでしょう

 6日は渓流釣りの解禁日、箒川の遊歩道をほうらい橋まで歩き、帰りに松泉堂で温泉まんじゅうを買って家で食べたが、とても美味しく日にちが経っても変わらない美味しさだったので、次回は向かいの若松堂のも買って食べ比べてみたい。 途中に足湯が有ったが入らなかった

 クアハウスだったので健康サロンが有り、多数のマッサージ機やベルトマサージ、血圧計、健康診断機などが無料で使える。 インターネットが出来るパソコン2台もここに置いてある
 カラオケは小さな個室が1室と、日帰り入浴の休憩室のが無料で使える

 全館ゆかたでOKなのはとても寛げる、しかも小サイズが有って、背が低い私にもぴったり


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