キングアンバサダーホテル熊谷 

宿泊日  2009年9月20日(日、休前日)
プラン / 料金  和洋バイキング朝食付きプラン、2名1室で 14,300円、税サ込み、インターネット予約料金 
予約/特典/担当   9月5日、 ホテルのホームページから予約フォームを送信、1時間後に予約OKのメール /  / 佐藤
地域 / 交通  熊谷 / 車 
チェクウイン/到着  15:00 / 14:20   出発 9:15 佐野アウトレットに寄って
チェックアウト/出発  12:00 / 11:45 (スイートのみ12時、通常10:00 )

総合評価 AA  バブル崩壊で建築後15年も経って開業した、訳ありホテルで、お薦めは出来ませんが、最新の設備を備え、寝室とリビングが別になった広いスイートルームにビジネスホテルの料金で泊まれますが、接客サービスもビジネスホテルで期待は出来なくても、何もしないでまったりとバスタイムを楽しむには最適なホテルで、特に女性が1人で泊まるスイートルームなら、際立ってお得な料金になってますので、エステは有りませんが、試しに泊まって確かめて下さい
 もう来る用事もありませんが、スイートルームに和食処「さくら」の料理と料理長の魅力が加われば、料理を食べに、また泊まりに来ても良いかなと思っています
部屋 AA  711号室、クイーンスイート ツイン、70平米、デュペスタイルのベットナイトテーブル
 建物西側の先端の部屋で、机も有る寝室、寝室に続いた南側が広いリビング、奥がクロゼットに荷台、北側に透明なガラスのドアのバスルームエントランスの右側がクロゼット、入口ドアには避難経路の案内板が貼ってないが、廊下の反対側のドアが非常階段になってました
 テレビはシャープの32インチ液晶、ソファーの前にあり、ベットに横になっては見られないが、無料でBSデジタル放送も見られる
 の後ろにLANケーブルがきている(インターネット無料)、ミニバー・冷蔵庫(ちょっと見た冷蔵庫の料金表は高かったと思う)
リビングからの
眺望
BBB  国道17号と熊谷駅からの通りに面し、一番の繁華街と思われるのに人通りが少なく寂しい、駅の新幹線も少し見えるが、先端の角部屋なので、もっと高層階からだと夜景が綺麗に見えそうです
 寝室から高崎方面寝室の机の所からさいたま方面
バス AAA  透明なガラスで仕切られた広い浴室、床は滑りにくく、水滴が溜まらない特殊な形状になっている
 この部屋では一番のお薦めで、特にDelta社製のシャワーは切り替えレバーを上にするとハンドシャワー、横にするとボディーシャワー、下にするとレインシャワーになり、シングルレバーで水温と水量の調節が簡単に出来て、レインシャワーでも十分な水量が有り、2つのノズルから出るボディーシャワーも、凄い水圧でミスト状の細かな水滴が全身にかかり、ウエスティンホテルのヘブンリィーシャワーや、幾つかのホテルで使ったグローエのレインシャワーより断トツの使い心地で、操作も簡単でした。(日本水道規格のマークが無く、そのままでは家庭に取り付けられない、国内では販売されていない商品だと思われます)
 FRPの大きなバスタブには半身浴が出来るように段が有り、自動給湯ではないが、高速給湯と言えるほど流量が多く、大きなバスタブでも溜まるまで待っていても苦にならない
 排水口はボタンで開閉するようになっていて、邪魔なチェーンが不要になってました
トイレ AA  床や壁が石調タイルで豪華な感じに仕上げられている外開きドアの個室
 自宅のと同じ、フタの開閉から水洗まで全自動でタンクが無い節水タイプのシャワートイレ、給湯配管はしてない
洗面  カウンターは広く、円弧になっているので、鏡にも接近出来て使い易いが、ステンレスのベイシンはこの部屋にはそぐわないような気がします、アメニティ
クローゼット  2枚の引き戸で十分な広さは有るが、ハンガーが4本ではこの部屋には少な過ぎる。(他にチェストの引き出しが多く有るが、引き出しは使ったことがない)、金庫は使わなかった
夕食 AA  チェックイン時にフロントに予約して18時半から、2Fの和食「さくら」で4,200円の会席料理、他に5,250円の料理が有った

先付け
前菜(5〜6種類)
お吸い物(鱧しんじょう)
お造り
温物(土瓶蒸し)
焼き物(秋刀魚)
洋皿(熊本産馬肉のステーキ、家内は牛肉に代えて貰う)
強魚(甘鯛の蕪蒸し)
鮭をまぶしたきのこご飯、味噌汁、お新香
デザート

 料理も部屋と同様に、驚きの内容で、若い料理長の対応も良かった
 献立は記憶が頼りなので、漏れや混同が有るかも知れません
 飲み物は無料サービスの生ビールと、熱燗1合(420円は安い)
朝食  8時半から1F「ベリーベリーカフェ」で和洋バイキング
 予約時のリニューアル前のホームページには、一般1,200円、宿泊者1,000円、ネット予約700円と掲載されてました
 洋食が主体で、洋食にしたが、煮込み料理が大半で、種類が多くても盛り付けに苦労して、通常見かける洋食バイキングの料理とは勝手が違う
 果物はフルーツカクテルのみ、ヨーグルトはパック入りの味が付いたもの、牛乳とトマトジュースは有った
建物  1992年建築、2008年3月改装開業、地上12階、88室、客室は6階から12階
 エレベータは2基、エスカレータは客が居なくても動いたまま
 駐車場は建物内の立体駐車場のみで、入らない車は近くの駐車場を紹介
ロビー BBB  エスカレータを上がった2階がロビー・フロント
 広い所に十分なソファーが配置され、フロントに気兼ねなく過ごせるが、外は望めず天井も低く、華やかさは全く感じられない
 案内板により披露宴は何組か行われていたようだが、招待客とは一緒にならず、滞在中ロビーで見かけたのは、チェックインを待つ2名のみ
 新聞スタンドは朝食会場と兼用で、朝食時間帯には置いてない
フロントの対応 BB  部屋までの案内がないのに、非常口の説明が無く、案内図も渡されなかった
 宿泊代と駐車料金はチェックイン時に先払い
 宿泊カードは無く、単なるカードホルダーにカードキー2枚とサービス券、朝食券を入れて渡される
 外線の電話もフロントで取っている
夕食時の対応  予約席のプレートが置かれていた4人掛けテーブルの、窓が無い個室に案内される
 給仕は他に女性のホールスタッフは居なくて、女将さん?(レジまでやっていた)1人でやっていて、ホテルの男性のスタッフが手伝っていた
 寿司カウンターも有るので、料理長もホールを見ていて、料理の変更は快く応じてもらえた
 個室なのでホールの状況は分からないが、客は多く入っていたようです
 持ち帰れる献立表は無く、メニュー表が置かれたままになっていた
 カードは使えるが、代金の部屋付けには出来ない
朝食時の対応 BBB  空いてる感じでもないが、食事中に来た客は待たずに入れた。
 朝食会場の「ベリーベリーカフェ」はファーストフード店?で、コップはプラスチックや紙で、バターナイフはプラスチック、箸で食べたので金属のナイフとフォークは無かったと思う
 コックさんが料理を運んだ後に残って?、トースターで焼き上がったパンをテーブルまで持ってきてくれる
 燕尾服のホテルスタッフは声を掛けることが出来ず、皿の片付けは食べ終わってからしていた
他の従業員の対応     ドアマンを兼ねた立体駐車場の操作で、1階の玄関にスタッフが居る
 ハウスキーピング用のワゴンは見かけなかったが、2〜3ヶ所の部屋の前に洗濯物と思われるバッグが置かれていた
 スタッフは多く見かけたが、ウエディングが主な仕事で、ホテルは手伝っているような仕事ぶり

感 想、備品、その他

 9月の5連休は台風が心配なのと,12、13日と横須賀に泊まったばかりで、10月の3連休も計画が有るので予定を立てなかったら、家内が騒いだので、急遽、前から知っていた、このホテルに泊まる事にしました

 熊谷は観光の拠点として泊まるような所ではなく、広い部屋と多くのウエディングスタッフを生かすには、スイートルームだけでも部屋でのエステやルームサービスを取り入れて、癒しを求める働く女性をターゲットにして、滞在中何処にも出ないで部屋で過ごせるようなプランを作るには最適なホテルではないかと感じました

 ネット情報で定かでは有りませんが、地元の不動産業者が80億円をかけて1992年に建設しましたが、バブル崩壊でホテル開業までの資金が続かず、その後15年間放置されてたのを不動産投資会社が買取り、10億円の改装費をかけて2008年3月に開業にこぎつけ、4・5階のフィットネスジムに予定されていた所を結婚式場にして、県内を中心に結婚式場などを展開していた「ベルズ」がホテルと式場の運営を行ってましたが2009年5月に倒産、運営は「和数奇ホテルズ&リゾーツ」に引き継がれ、現在の所有者は、銀行借入も組み込まれた、高利回りの不動産投資ファンドになっているようです

 熊谷は昭和40年から5年間住んで居た所、先日、丁度50年ぶりで塩原温泉の思い出のホテルに泊まろうと電話したら、部屋にバス・トイレが無いとの事、私はかまわないが家内がトイレが無いのは嫌と言うので諦めてたので、もう1つの思い出の地、熊谷を訪ねてみました
 チェックイン前に到着したのでホテルに車を置き、住んでいた近くの箱田通り商店街から歩いてみました。 通りの外れを横切る広い道路が出来てましたが、狭い道路と街並みは変わらず、40年後の商店主の顔も分かりました
 住んでいた肥塚から上之まで来ると一変して、農家だった大家さんには不動産屋の看板が掛かり、田んぼは宅地になり、道が幾つにも分かれ、住居表示も中央何丁目とかになってしまって、全く分からなくなってました

 佐野アウトレットからホテルまで、一般道を通って1時間程度で来られます


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