ホテルミクラス 

宿泊日  2008年4月19日(土)
料金  プレシャスステイプラン、 2名で52,000円、2食付き税サ込み、入湯税別
 何らかの限定なのか通常の一休での土曜料金は68,000円
予約/特典  2月12日 一休の予約サイトからネット予約 / Precious-Roomの案内、Bar/Cafe で使える1ドリンクチケット、LOCCITANEのアメニティーセット、客室にミネラルウォーターを一人に1本を用意、ナイトウェアーに加えバスローブを用意、朝刊のサービス、12時までのレイトチェックアウト(通常11時)
地域 / 交通  熱海 / 電車
チェクウイン/到着  14:00 / 14:10        出発 鎌倉 11:30
チェックアウト/出発  12:00 / 11:50
総合評価  開業から1年4ヶ月経って、サービスも洗練されてきたのではと期待してましたが、マイクで出迎える意味を理解出来なかったとは思えず、宿泊だけで高級シティホテルのサービスを維持するのはコスト的に厳しいようで、玄関からフロント・ロビーでの接客サービスは後退して、リゾートホテルのサービスになってます
 客室からの眺めや、大浴場の魅力は変わらないので、私はとても良いホテルだと思ってるのですが、家内はお風呂の混雑や朝食での対応が不満で、評判が芳しくありません
部屋 AA  610号室、エグゼクティブコーナーツイン、49平米、ベットに寝たままで、海が見える。 ベットの後ろのスライドスクリーンでバスルームの様になる、パジャマ
 レインシャワー付きのシャワーブースのみで、バスタブは無いが、この方が部屋がすっきりしていて、前回のビューバスの部屋より使い勝手が良い
 コーナーツインとなっているが壁になって、窓は一方向のみ、テレビの裏側になる、マットと抱き枕が有る広いスペースは二人で泊まるなら必要無い
 エントランス荷台カードキー・チケット
 テレビはシャープの32インチアクオス、デジタルチューナー付き、地上波のみでBS放送は映らない。シャープのDVDプレーヤーが有る
 ミニバー冷蔵庫は空
眺望 AAA  直前に初島、後ろに大島が見える
 花火花火
トイレ AA  フタの開閉以外は自動のシャワートイレ、引き戸の個室になっている。前が広くなってるので前回より使い易い
洗面  タオル掛けが無くて、カウンターや下の棚に置くようになってしまう
 アメニティドライヤー
クローゼット  中の備品は前回と同じ、前は広く、幅も広いように感じたので、前回のエグゼクティブの部屋より使い易い
夕食  予約のコメントで19時からにしたが、花火とエステの時間で、エステサロンから18時からの予約にしてもらう、メニュー
 シャンパン(1,900円)、テイスティングセット(3,800円)、ボススパークリング(800円)
朝食 BBB  7時30分から10時まで、8時50分頃の混雑する時間帯に行ってしまった。 メインの温かい料理(ソーセージ、温野菜、半熟玉子のスープ)は貧弱になったのに時間が掛かり、サラダや果物が食べ終わってから来た。青汁は無くなった
 パンは焼きたてを出してるようで、トーストは無く、食べ難いディニシュパンだけで、切らしてしまうことが多く、バターロールは席まで持ってきてもらう。前回はパンでの不満は無かったと思う
フロントの対応 BBB  到着した時にカウンターに出されたレジカードには710と記されていたが、同時に到着された方が710号室になり、レジカードが610に書き換えられて出され、私達は610号室になった。予定された部屋と違うのは仕方がないが、確定前の内部書類を客の目に触れるところに出すのは理解できない
 12時前にチェックアウトしたので、混雑は無く直に精算が出来た
他の従業員の対応     ドアマンは居なくなり、ベルガールも少なくなった
 外注でホテルの指導が行き届かないのか、清掃用のワゴンが廊下に並ぶようになってしまった
 直接話をした訳ではないが、即座に断られてもしかたがない申し出を、他部門との折衝や花火の時間まで考慮して実現させた、エステのスタッフの対応には感心しました
感 想、備品、その他

 2月の初旬に次はどこに泊まろうかとなって、真っ先に浮かんだホテルでしたが、暖かくなって外を歩けるようになってからと、エピナール那須に泊まって先に延ばし、4月19日に花火大会が有ることを知って予約しました。 前日は鎌倉プリンスホテルに泊まりました

 開業時のモチベーションを維持するのは難しいようで、理想のホテルに近いと思われた接客サービスは後退してしまいましたが、まだ開業2年目の全く新しいスタイルのホテルなので、コストとの兼ね合いで試行錯誤が続くでしょうが、塩原温泉の惨状を見てきたばかりなので、ホテル再生のお手本となるように成功を願っています

 着いてすぐに振舞われたウエルカムドリンクが無くなって、ドリンク券になったが、当日しか使えず、着替えてしまうと、ロビーまで降りるのが億劫になって使わなかったので、翌日まで有効にするか、到着した時の選択肢として渡すようにして欲しい

 女性同士の客も多く、家内は去年は空いてたお風呂が、帰り間際までいつも混んでいて、ゆっくり出来なかったと話してましたので、部屋のバスタブを無くしたように、13階のお風呂も全部女性専用にして、男性は本館に案内したらどうでしょうか。 私が入った時はいつも2〜3人でした
 大浴場は、去年は14時から11時まで何時でも入れるとなってましたが、14時〜25時と6時〜11時に変更になってました

 家内は手術をして、エステは受ける気がなかったが、ヘッドマッサージでもと、ホテルに着いてから予約して、花火が終わる20時40分から45分の TBスペシャル 11,000円を受ける

 朝刊はチェックイン時には何も訊かれず、他の部屋も全部、朝日が入ってました

 前のホテル公式ホームページは凝った作りで良くなかったが、見やすく分かり易い画面に直されていた

 今回は帰りも歩いて熱海駅に、気候が良ければ上り坂になってますが、まったく苦にならない
 着いた日の昼食は熱海駅の2階で、とてもお薦めできないようなのを食べてしまったので、帰りは駅弁を買って、快速ではないガラガラの普通車の2階でゆっくり食べました

 追記
 2023年10月1日で営業終了しました


宿泊日  2007年8月4日(土)
料金  34,000円、2食付き税サ込み、入湯税別 / 新聞  
予約/特典/担当   7月24日 JTBロイヤルスティに電話で /   / 桑山 
地域 / 交通  熱海 / 電車、新幹線 
チェクウイン/到着  14:00 / 14:45        出発 10:00
チェックアウト/出発  12:00 / 12:40
総合評価 AAA  観光の通過点として泊まるホテルではなく、癒しを目的にホテルに泊まる為だけに旅行に出かける私達が、待ち望んでいたホテルが出来ました
 高いお金を出してでも東京や横浜のホテルに泊まるのは、観光地のホテルでは、次の客を迎えるために早く追い出されるような体制で、十分な寛ぎが得られないからにほかなりません。温泉と景勝の地 熱海で高級シティホテルの設備と寛ぎを期待出来ますので、シティホテルには近過ぎて泊まる気になれないと思っていた東京や横浜の方も是非シティホテルのサービスを味わって下さい
 ラックレートは高めで、アバタもエクボの評価になっているかも知れませんが、宿泊だけでシティホテルを運営するのは厳しく、14時から12時までの22時間スティではスタッフの方も大変でしょうが、ぜひ成功されて他の観光地でもこのようなホテルが出来る事を願ってます
部屋 Aa  704号室、エグゼクティブ、46.26平米、ベットデュペスタイルの寝具、枕は2つ
 ビューバスは使わず、3ベットは必要ないのでバスタブが無い?エグゼクティブコーナーの方でよかった。(JTBではプランが無かった)
 新築ではなく改装なので、段差にソファーやテーブルの配置など気になる所も多いが、窓からの眺めが全てを吹き飛ばしてくれました
 鍵は何も記載されてないカードキーが2枚
 テレビはバイ・デザインの32インチ液晶、アナログチューナー?なのでシャープのDVDレコーダーのデジタルチューナーからテレビ映像を映している。DVDソフトの貸し出しはしてない
 ミニバー・冷蔵庫、中のソーダ飲料はウエルカムドリンクにでた物で無料、ソファーの上のミネラルウォターも無料
 ベットの時計と電話
眺望
夜景
AAA  相模湾、サンビーチが一望、前の道路は見えず公園が庭のように感じられる
 ライトアップされた夜景も綺麗、熱海港
バス AAA  折角の2人でゆったり入れるビューバスだったが、大浴場の魅力の方が勝っていて全く使用しなかった。プリンスパークタワーのような自動給湯や、いつでも入浴可能だったら入ったかもしれない
 レインシャワーも付いた浴室になっている
 タイルの大きなバスタブにタイルのエプロン
 バスアメニティ部屋からのバスルーム
トイレ AA  フタの開閉以外は自動のシャワートイレ、引き戸の個室になっている
洗面 AA  広いカウンターに2つの洗面台が乗っている
 後ろに3人分のタオル掛けが有って使い勝手も悪くない
 アメニティ
クローゼット BBB  観音開きで狭く、服が少ない夏で2人なら広さは十分だが、3人で服が多い時期では狭すぎる
 ハンガーはドレスハンガー、クリップ付きとバスローブ用のプラスチックので1人に4本、3人の時は追加されるのかも?、ナンバーロックの金庫がある
夕食  1ヶ所のみの3階のレストランで、エステが終わるのが20時半なので、エステを予約した時にエステサロンから21時に予約してもらう、メニュー
 最初に食べられないものは訊かれず、作り置きしてあるようで、メニューの変更も出来ず、事前に食べられない物を言ったおいた方が良いです
 グリーントマトのスープは美味しかった
 シャンパン(1,900円)、赤のグラスワイン(1,400円)、ティナント(700円)
朝食 AA  7時から10時まで、メインの料理(無添加のソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグ、無農薬野菜のスープ)、青汁、コーヒー・紅茶は出してくれる
 パン、サラダ、ジュース、果物、ヨーグルトはバイキングで、食べたい物は全て揃ってた
大浴場 AAA  男性用は最上階の13階にあり、眺望は抜群、湯船に浸かっても海が見えて最高、サウナと水風呂がある。女性用の方が広い
 蛇口は8箇所で良く出来ていたが、背中合わせでシャワーがかかりそう
 14時から翌朝11時まで、夜中や朝食後でも入れてありがたい
露天風呂 AAA  8階の女性用のみ、男性用は窓が解放されているだけだが浴槽は広い
 椅子に掛けて外の風に当たれる所が有る
洗面脱衣所  タオル・バスタオルが置いて有り、パジャマ・バスローブ・スリッパで手ぶらで行ける
 脱衣籠とディンプルキーの貴重品ロッカーだけで狭いが不自由はない
 朝には使用済みのタオルが山になってたが、業者任せでも仕方がない
 掃除は見かけなかったが、足マットの濡れは気にならなかった
 アメニティは化粧水、カミソリ、クシ、綿棒のみで整髪料は置いてない
 ミネラルウォターは有る
建物  地上13階、62室、2006年に和風旅館?から骨格だけ残して全面改装、2007年1月開業
 エレベーターは2基でチェックアウト時以外は直に来る
 海が見えない部屋は温泉付きになっている
 廊下やエレベータは照明を落とした黒くて暗い感じで、ラブホテルの雰囲気
ロビー BB  外が見えないフロント前の狭い所で、少しの間待つ所でゆっくりは出来ない
フロントの対応 AA  初めての宿泊なのに、レジカードにはJTBの情報から名前・住所・電話番号が印字され、署名するだけになっていた。その割に早く終わる感じはしなかった
 クレジットカードのプリントはする
 エステや送迎車の確認が有って安心出来る
 12時過ぎはチェックアウトが集中してたが、行列にはしないで、名前を訊き、ロビーが混雑してるのでラウンジに案内される
ベルボーイの対応  20代の男性、まだこなれた感じではないが、明るい表情で気になるところもなかった
 テレビ・DVD、電話とフリードリンクの説明をする。聞き漏らしたのかもしれないが、大浴場のタオルの確認をフロントにする
ドアマンの対応  玄関前で40代の男性が出迎え、マイクで名前を訊く、帰りは良く覚えているが、エントランスからフロントまで何人かいたと思うが到着した時の記憶が無い
 送迎車の見送りは男女3人で
 玄関ドアはガラスではなく、倉庫の扉のような2重の引き戸になっていて中の様子は全く見えない
夕食時の対応 AA  入ってすぐの大きな丸いテーブルが1つだけ有る窓際の席で、ライトアップされた海岸を見ながら周りを気にすることなく、落ち着いて食事が出来た
 21時からと遅いのでペースが早く22時40分頃終了、後から来た人はなく、残っていたのも1組くらい
 中の様子は分からなかったが大きな部屋と、朝食で使った中小の部屋に個室が有るようです
朝食時の対応 AA  8時半頃は混雑すると言われたので9時半頃に行ったら、空席の方が多く、まだまだ後から来たが、バイキングなのに静かで落ち着いた食事が出来た
 空いた皿の片付けも早い
 洋食なので迷いがなく、後から取りに行くことはなかった
 前回の東武ホテルレバント東京での朝食バイキンブは、かっぱ橋道具街が近いせいなのか、ホークとスプーンのようなので挟んで取るのは、使い易かったと改めて感じた
他の従業員の対応 AA  他の殆どのホテルでは16時頃までと、チェックアウトで部屋を出る時には廊下にワゴンやゴミ箱まで並べて有るが、廊下の端に洗濯物を入れるような大きなバッグを見かけた以外は、話し声さえも聞こえなかった
 他の時間帯でも、廊下やエレベータではスタッフの姿を全く見かけなかった
感 想、備品、その他

 「日経おとなのOFF 7月号」の記事を見て、高級シティホテルとリゾートホテルの良い所取りした上に和風旅館のノウハウも加わって、私達が求めていたホテルではないかと思い、開業1年以上過ぎてから行くの、原則を守れずに泊まってしまいました
 接客はもちろん部屋やベットにバスルームも一流シティホテルと遜色がなく、それでいて遅い朝食後でもゆっくり入れる海が一望できる温泉大浴場が有り、いつも使わないバスタブが無い部屋が多く、長年追い求めていた理想のホテルが有りました

 オリックス主導で再生されたホテルは隣に和風旅館の姉妹館大月ホテルを持つのでコンセプトが明快で、主に海外旅行も経験豊富な30代、40代の忙しい働く女性をターゲットに、寛ぎとストレスを解消できるようなサービスと設備を提供するような仕様になっていると思います
 しかし土曜日の宿泊とインターネットでの集客に力を入れてるせいなのか、レストランで女性同士は1組見かけただけで、他は30代までのカップルばかり、年齢制限?も有って最高の海水浴シーズンなのにファミリーでの宿泊は全くなく、レストランでは静かで落ち着いた食事ができました

 エステは妻が7月26日に予約して17時50分から、120分のバードパケージ24,500円を受ける
 夕食の時間を決めてなかったのでこの時間が取れたが、他には14時から60分、20時から60分の空きしか無かったので早めの予約が必要です

 JTBの営業所では扱ってなく、インターネットに出てたJTBロイヤルスティに電話したら、JTBでは在庫は持たず、ホテルに空き状況を確認してから予約を受け、再度ホテルに電話して予約が確定、最初に電話してから1時間半ほどかかった。クーポンも予約のプリントも無く、直接ホテルに電話で予約したのと同じような扱い

 スリッパはワッフル地で、履き易い厚手のしっかりした物だった
 パジャマも着易いワッフル地だったが、かぶるのではなくボタンでとめる方が良かった。売店にも有ったが、バスローブも同じワッフル地のにした方が良かったのでは

 朝刊はチェックイン時には何も訊かれず、朝日が入ってました

 交通量が多い国道沿いでしたが、夜間の騒音は気にならなかった

 下り坂なので商店街を見ながら、歩いて15分ほどのホテルに向かう
 送迎車は20分間隔で出ています
 帰りの予約をした12時40分まで時間が有るので、海岸通りを歩いてみる。海水浴を身近で見るのは息子が小学4年の時に、今井浜東急リゾートに建て替え前の和風旅館に泊まって以来22年ぶり

 帰りの昼食は熱海駅前で煮魚、焼き魚定食(金目の煮付け、甘鯛の塩焼き、3,675円)


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