リーガロイヤルホテル小倉 

宿泊日  2012年4月6日(金)、7日(土)
料金 / プラン  9,600円(6日、)、11,600円(7日、土)、朝食付き税サ込み、新聞
 現地追加料金6,930円(総額、JTBに依頼)で21〜25階のスーペリア階にアップグレード / エースセレクトマイプラン
 一休の24・25階のプランでは12,000円(金)、15,500円(土)
予約/特典/担当  3月3日、JTB営業所にFAX /  / 矢部
地域 / 交通  小倉 / 新幹線、タクシー       出発 6:00
チェックイン / 到着  15:00 / 16:20 河内貯水池、若松レトロ、旦過市場を回ってから
チェックアウト/出発  11:00 / 11:00

総合評価  小倉駅前の高層建築で、眺望・立地や建物・施設は申し分ないが、玄関・ロビーは広過ぎるのか活気や華やかさは感じられず、接客サービスも建物に比べると見劣りしてしまう
 所用で小倉に来る人はビジネスホテルに、観光やシティホテルを求める人は福岡のホテルに取られてしまうのか、土曜日でも空いていて穴場的なホテルです
1日目
西側の部屋
 2506号室、ツイン30u、ヂュペスタイルのベット(120cm×200cm)、枕は2つ、部屋番号の記入が無いカードキーが2枚
 エントランス、ドアに向かって右がバスルーム、左が空間が有ってクロゼット、ミニバー冷蔵庫荷台チェスト・テレビと並んでいる
 大きな窓からの眺めは良く、内開きのバスルームのドアが邪魔になる以外は、丁度良い広さで使い易く、エアコンや冷蔵庫の音も気にならない
 ナイトテーブル、寝具はナイトウエアとゆかた、金庫は無かった
西側の眺望
夜景
AA  若戸大橋、皿倉山、工場側の眺望
 広場に有る池が無い噴水はライトの色が変化して綺麗
 プール・小倉駅
2日目
東側の部屋
 2519号室、前日の2506とは反対側で対称形の部屋
 JTBに違う眺望の部屋を希望、カードキー・宿泊カード・朝食券
 通常は反対側の部屋は眺望が劣るのが多いのに、どちら側でも魅力有る眺望が楽しめました
東側の眺望
夜景
AA  関門橋側の眺望、海や鉄道の眺めはこちら側の方が良かった
 非常口から北側の眺め南側の眺め
バス  ホーローの大きなバスタブにホーローのエプロン
 2ハンドル式の水栓、シャワーの切り替えは確実
 給湯は早い、排水は普通
 物干しロープは有る
トイレ BBB  洗面とバスの間に有るシャワートイレ、暖房便座ではない
洗面  曇り止めが付いた大きな鏡と広いカウンターで、下にタオル掛けも有って使い易い
 壁にドライヤー(風は弱い)と凹面鏡
 アメニティは上質なのが使われていてハンドタオルも有る
クローゼット BBB  観音開きで、中に大きなズボンプレッサーが入っているが邪魔にならない、金庫は無い
 広さは有るがハンガー4個では少な過ぎる
 使い捨てのパイルのスリッパは21階以上の部屋 
夕食
1日目
 JTBで宿泊と同時に予約して、20時から29Fスカイラウンジ「リーガトップ」(18:00〜24:00、128席)で、予約限定コース(11,550円、別料金)、ミュージックチャージ840円
 当日のライブはヴォーカルのNaomiさんとピアノの久保田浩さんが20時と21時半から演奏してた
 フォアグラやオマールエビは大きく、メインのお肉もロースなのにフィレ肉のように脂やスジが無くカットされ柔らかく美味しかったが量が多く食べ切れず、家内からもうフルコースは無理と言われる
 スパークリングワイン(2,079円)、グラスワイン赤(1,848円)、ペリエ(693円)
夕食
2日目
AA  予約なしで、18時15分頃から2F中国料理「龍鳳」(17:30〜21:30、82席)で、お気軽コース〜家常菜譜(家庭料理)〜(3,234円、別料金)、薄味の広東料理で二人の好みの味付けで良かった
 2日目の夕食は朝食バイキングに門司港で焼きカレーセットの昼食をしっかり食べるので、旦過市場近くのお酒を出さない屋台でおでんとおはぎでも食べようと思っていたが、小倉城の満開の桜と冷たい風が強くて屋台は諦め、ホテルまでの帰りにも良いお店が無くて、部屋に案内が出ていて、嫌いな食べ物が多い家内も食べられる料理だけのこのメニューに決めて、部屋に戻る前に入店する
 飲み物は宿泊者限定サービスのグラス生ビールと無料のお茶だけで追加料金なし
朝食 AA  8時半頃から2Fコーヒーハウス「コルベーユ」(6:30〜10:30、132席)で和洋ブッフェ(1,890円)
 シティホテルのブッフェなのに洋食より和食の方が充実していて、白和えや煮物などが有り、明太子やしらすおろしは山盛り
 家内が頼んだオムレツはほうれん草が入って、ふわふわで大きくいままでで一番美味しかった
 トマトジュースとヨーグルトは有り、パンも美味しくてとても良かった
 食べないがシリアル類も有った
プール AAA  プール、スパ・サウナ宿泊者利用料金は2,100円、ジムも使うと5,250円、水着レンタル500円、ゴーグル、キャップは無料で借りられる、11時〜21時半までの営業で、宿泊で利用したい時間にやってない
 25m×5コース水深1.2mで歩くのにも丁度良く明るく開放的で、ホテル付帯のプールではこれまで一番良かったリーガ東京よりも歩き易くて良かった
 25m×5コースのプールが有ったホテルはオークラ神戸、今治国際ホテル、リーガロイヤル東京
 ジャグジーは明るく広い別室になっている
大浴場 BBB  中間で水風呂と仕切られた高い浴槽なのに段も手摺も無く慣れないと危なくて、半身浴も出来ない
 蛇口は7個?で仕切りと段は有り、サウナ、ミストサウナが有る
 バスタオルとフェイスタオルが置いて有る
ロッカールーム AA  ロッカーはスチール1段で広くハンガーも3つ有って高級感はないが使い易く、中にバスタオルとバスローブが入っていて、同じキーで入口にシューズロッカーが有る
 リクライニングチェアーが有る休憩室と、別に飲食が出来そうなテーブルが置いてあるリラクゼーションルームも有った
建物 AAA  地上30階、地下1階、295室、駐車場164台、客室は14〜27階
 敷地面積 : 23,271u
 建築面積 : 7、520u
 延べ床面積 : 64,853u
 設計 : 北島正行、日建設計
 施工 : 鹿島、奥村組、大成建設、鴻池組、1993年3月竣工、4月開業
 発注 : 小倉興産
 小倉駅から屋根付きデッキで直結され、周辺のビルや広場と一体で整備され、ホテルはシンボル的な建物になっている
 エレベータは4基ですぐに来る、ホテルショプはない、2階のロビーにも車を着けられる、建築後20年近く経っているが部屋や施設の劣化は全く感じられない
ロビー AA  1階と2階のロビーが一体で運用されて、広くてゆったりしている
 1階は車やタクシーから入り、フロントと中央に十分なソファーが有り、奥が結婚式場になっている
 2階は駅からのデッキから入り、フラワーアレンジメントが迎え、中央は広くなっていて、広いクロークと奥に車が着けられる玄関も有る
 ブッフェと中国料理のレストラン、控室の前に椅子が少し置いて有り、1階の結婚式場を2階から見られるようになっている
夕食時の対応
リーガトップ
AA  眺めが良くて人気スポットなのか、22時過ぎに帰る頃にも次々と入店してくる、食事をした金曜は通常営業だったが、土・日は21時頃からの営業でロビーのエレベーター前には満席と表示されてた
 フロアを全て使った広いホールの東側の窓際で食事用のテーブル席、柱の間にテーブルは2つだけで間隔は広い、柱の向こうはカウンター席で、隙間無く座っていて、ステージ前の中央手前には40人くらいの歓送迎会の2次会の席が設けられていた
 メニューや最初の料理の説明も無く、食べられないのも訊いてくれず、レストランより眺めが良くてライブも楽しめるトップラウンジの対応です
夕食時の対応
龍鳳
 ランチは混んでるようでしたが、夕食では奥の個室にグループ客が居たがホールには先に2人だけで後からは入らなかった
 窓が無い壁際に沿ってテーブルが置かれ中央にも太い柱が有ったので周りは気にならないように思う
 ナプキンは飾り折り
朝食時の対応 AAA  朝食バイキングは混雑する事が多いのに、長時間の営業もあるのか土曜は1/3、日曜は1/2くらいの入りで、窓際の席で間隔も広く大きなテーブルでゆったりと食事が出来て接客対応も良く、デッキとロビーに面したガラス窓の明るい店内で陽射しも無い所で朝食が取れてとても良かった
フロントの対応 BBB  1階にフロント、2階にフロントと同じくらい広いカウンターのクロークが有り、フロントの前にはバッグを置ける台が有る
 1日ごとに精算、アップグレード料金のみ2日目に請求
 2日目に渡されたカードキーでは入室できず、エレベータホールから電話して取替えてもらう
 チェックイン・アウト共に行列は無く、フロント前も空いていた
ベルガールの対応 BBB  20代後半?の女性、部屋までの案内は非常口の説明だけで、話しかけはなく部屋に先に入る
 部屋の説明は特に覚えていない、頼んで眺望の説明をしてもらい、小倉の地図を頂く
ドアマンの対応     1階の玄関に着いたが、ドアマンは居ない
 2階の車を着けられる玄関と駅からのデッキから入る玄関にもドアマンや中にベル係も居ないが、最初の印象が良くないので、クロークに3人も立ってるなら交代で出迎えが出来ないのかと思ってしまう
他の従業員の対応 BBB  清掃用のワゴンは2〜3台置かれていた
 チェックイン時にまとめて部屋に置くように言われた荷物は、キャリーバック1つだけにしたら、次の部屋の荷台に置かれていた

感 想、備品、その他

 半年ほど前に家内が居なかったので何気なく見ていたBS朝日「にほん風景遺産」、加藤千洋さんが案内する北九州2泊3日タイムマシンの旅に写された河内貯水池の細かい石積み外壁の美しさに引きつけられ、八幡製鉄所河内貯水池、若松レトロ、門司港レトロ、小倉城、旦過市場、お酒を出さない屋台などを目的に小倉行を計画
 ホテルは小倉駅直結で高層建築のリーガロイヤル以外の候補は無かった

 3月24日に初めて「たびの足」で観光タクシー(3時間 15,000円)を予約、駅から河内貯水池に行き、帰りは若松レトロを回ってホテルに、翌日は電車で門司港に
 
 河内貯水池(1927年完成)はこのような建造物に全く関心が無い家内でも驚嘆するほど素晴らしく、遠くからでも間近で見ても美しく、長い導水路を持ち側面に造られた放水口も自然や堰堤と調和し、構造上も理にかなっていて、前に見た香川県観音寺市に有り、形が珍しい多連式アーチダムの豊捻池ダム(1930年完成)より断然良くて素晴らしいのに企業で所有している為なのかあまり知られてないようです。上流には近年では造られないメガネ形の橋も有ります

 若松レトロは、若戸大橋下の海岸通り辺りに旧古河鉱業若松支店上野海運(旧三菱合資若松支店)などが有り、現在もお店や事務所に使われ内部も自由に見られました

 旦過市場は古い商店街でぬかみそ炊きが名物で、食堂でご飯だけの丼を頼み、商店街で好きなおかずを乗せて勝手丼が食べられるそうです。旦過市場の右手前の広場に20時からお酒を出さない屋台がでます

 小倉城では寒くて開花が遅れた桜が満開でした

 門司港レトロでは冷たい風が強くて人力車で回り、目立たない昭和の路地大衆向け平民食堂バナナの叩き売り発祥の地などを案内してもらい、高層マンション最上階の展望室から門司港や関門橋を見て、ランチは旧門司三井倶楽部ドリアのような焼きカレーセットにしました

 朝刊は何も訊かれず読売新聞が雨の日用のビニールパック(包まれてたのは初めて)で入ってました


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