スイスホテル南海大阪 

宿泊日  2006年5月3日、4日(休前日)
料金  47,300円(東京から新幹線運賃、朝食付き税込み)、2泊目19,600円(連泊割り引き500円、朝食付き税込み)、新聞
予約/特典/担当  3月18日、JTB、(フリープラン大阪) / 2,200円を追加して24階以上のデラックスツインに、大阪地区乗り降り自由なJTB専用バスこてこて号無料 / 馬上
地域 / 交通  大阪・難波(ミナミ) / 新幹線、地下鉄    
チェックイン / 到着  14:00 / 13:40          出発 8:45
チェックアウト/出発  12:00 / 14:00

総合評価 Aa  難波駅直結の高層建築で、大阪を知らない私にも道頓堀や心斎橋などの聞き覚えの有る所までも歩いて行けて、海は見えないが周辺に視界を遮る建物も無い眺めが良いホテルで、接客対応も良く、大阪で泊まる機会が少ないなら、キタの梅田周辺のホテルよりこのホテルに泊まる方が良いように思います
 眺めが良くて夜景が綺麗な最上階のスカイラウンジ「タボラ36」と「アムリタ スパ」のマッサージはお薦めです
 後述するロビーでの事故のためにマイナス評価が付いてしまった
部屋 Aa  3004号室、デラックスツイン、34.3平米、ベット (200cm×120cm、JTB資料)、枕は2つ
 昨秋に改装されたばかりの部屋はベッドや家具は新しくて好みの色調で、面積の割りに横長の部屋は広く感じられ、バス・トイレと洗面所が分かれたバスルームも使い易くて、ベットも寝心地が良ったのですが、エアコンの音が煩く感じられたのと、正面に壁が有って窓が大きく取れなかったのが残念です
 エアコンは切って寝たが、この時期は暑くも寒くもなく、2日共良く眠れた
 部屋の向かいに製氷機がありパジャマでも気兼ねなく行ける。
 は部屋番号が入ったディンプルキーが1本で、鍵を置くと電気が付く、ミニバー・冷蔵庫
眺望 AA  近くの高層ビルは大阪球場跡地のなんばパークスだけで視界が良く夜景も綺麗、六甲山や大阪ドーム、遠くに海も見える
 反対側の部屋からは通天閣が見えて、36階のレストランから見ると反対側の部屋からの方が夜景は綺麗そう
バス  ホーローのバスタブにホーローのエプロン、左の壁に手摺
 高速給湯で3分もかからず、待ってる間に直ぐ溜まる
 排水口は普通の大きさで飲みきれずに床に漏れ出す
 太い水流だが泡立ちは水勢の割りには良くない
 バスを使うのは多くないが、カーテンをしてのシャワーは圧迫感が有る、物干しロープは有る
トイレ  シャワートイレ、洗面所は内開きドアの外になって、浴室の中にトイレが有るようになるが使い勝手で気になる所は無い
洗面  部屋との仕切りや扉が無いのは良いが、カウンターの幅はそれ程広くなく、物を置くスペースがもう少し欲しい、鏡の前にガラスの棚でも有れば良かった、アメニティ
 大きな椅子が邪魔なので机の隣に置く
クローゼット AA  ハンガーは10本(内2本はドレスハンバー)と十分で、鏡の付いた2枚の折れ戸が全開になって使い易い
 タンスの上に6桁のナンバーロックの金庫が有るが、上にジャケットも掛けられ邪魔にならず、広さも十分
 棚には何も無い
 アイロンとアイロン台が有る
1日目夕食 BBB  36F イタリアンレストラン&スカイバー「タボラ36」 で前日に予約して20時半から6.500円のコース、他に4,500円、9,000円、12,000円のコースが有る
 前菜、スープ、パスタ、ブイヤベースにデザート・コーヒー・パン2種だったと思うが、スープとパスタは嫌いな物が多い家内の口には合わなかったようです
 グラスワイン白(1,200円)
2日目夕食  10F 鉄板焼「みなみ」でホテルに着いてから店に行って予約して、20時半からアワビか伊勢エビのどちらかを選ぶ二人で30,000円のカップルコース
 パン、アワビ、野菜、ヒレ肉を焼いて他に前菜、サラダ、漬物、味噌汁、ご飯にデザート
 変わった野菜は無かったがガーリックパンは初めて、モンゴル、フランス、イタリア、日本の4種の塩が有る
 瓶ビール(900円)
1日目朝食 AAA  10F 日本料理「花暦」で8時20分頃から和定食(2,600円、お粥も同料金)
 焼き物(鮭、玉子焼)、炊き合わせ、酢の物、焼き海苔、小鉢3品でどれも美味しい
 テーブルに梅干とコンブが有ったが、梅干は南高梅のように大粒で、甘くも辛くもなくて酸っぱ過ぎず丁度良い味で、これだけでも凄い魅力が有る
2日目朝食  6F「カフェスイス」で洋食バイキング(2,600円)
 ハム・ソーセージは豊富で温野菜や飲み物、果物、サラダなど食べたい物は全て揃っていた
 ヨーグルトはプレーンではなく、味が付いてパックに入った物。
 目玉焼きなどの玉子料理はコックさんが焼いて出している
 良く見なかったが、ご飯に味噌汁・焼き魚などの和食メニューも有った?
プール  20mX3コース(2コースは会員優先)、水深1.3mで歩くのには深い、06:30〜22:00
 11階に有り、外が見えて明かりが入る天井だったが、16時頃には陽射しは無かった
 リッツカールトンではパウダーが浮いてて不快な思いをしたが、化粧などは厳しくチェックしていて、コースの指定・入場制限をしていて安心して泳げて、混雑時には時間制限も有るようです
 ジャグジーが有る
 宿泊者入場料プール、スパ・ジム各2,000円で翌日12時まで再入場無料
ロッカールーム AA  常時清掃していて、湯上りの足拭きマットも乾いていて沢山置いてあり、設備も整っていて、アメニティも今までで一番と思えるほど豊富に整っていて、メンバーだけにしかないリラクゼーションルームがビジターにも開放されていればトリプルAだった
 ナンバーロックで木製1段のロッカーは広くてハンガーが3つも有り使い易い。カードを抜くまで数字が保持されレバーを閉めるだけでロックされる
 タオル、バスタオル、バスローブ、トランクスが自由に使える
 お風呂にはサウナと水風呂が有り、蛇口も7つと多く仕切りも有る
 水着脱水機、ビニール、冷水器が有る
建物 AA  1990年建築、地上36階建て、548室、客室は14階から34階まで、エレベータは6基と多く直ぐに来る
 フロント・ロビーが有る6階で乗り換えで1階から6階までと6階から36階に分かれている
 6階が正面玄関?で、5階にバスターミナル、1階に歩行者用玄関がある
 部屋に非常脱出口が有り緊急の場合、狭いベランダから避難階段や非難タラップに出られる
ロビー  結婚式も出来る大きなシャンデリアが下がる吹き抜けになっていて、ロビーはそれ程広くはないが、ラウンジとの一体感が出ていて広く感じられる
 楕円のガラステーブルの頂点にスチールの脚が鋭く突き出ていて、チェックアウト後に外から戻って預けたバッグの整理をして、ホテルを出ようとした時に、家内が足をぶつけて膝のところから血がにじむ。 テーブルと椅子の間を通り抜けようとした男性の外人も、足をぶつけてジーパンをはいてたが非常に痛そうにしていた
フロントの対応 AA  チェックイン時間前に到着したが、待たされる事なく手続きして部屋に案内される。 15時頃に通ったら行列は無かったが周辺に待っているような人が大勢いた、フロントのスタッフは多い
 チェックアウト時間の12時前後は混雑すると言われたが、11時40分頃には行列もなく直ぐに出来た
 宿泊カードは封筒で中に朝食券だけが入っていて、朝食の内容と場所の説明を受ける
 請求書の説明はなかった
 隣に居るスタッフが話を聞いていて先回りして用意したり、チェックアウトでも他の客を担当してるスタッフも挨拶するなど、今まであまり記憶に無く感じが良い
ベルガールの対応  研修中なのか20代の二人の女性が案内、眺望の説明を求めたが、六甲となんばパークスと言われたような気がするが他の記憶は薄い
 女性に重いバッグを持たせるのは気が引けるので、小さなワゴンやカートが有れば良かった
 フロントの前に大勢いて先に用件を訊いてくれる
ドアマンの対応    6階の正面玄関は分からないが、1階から上がるとドアマンは居ない
夕食時の対応
「タボラ36」
AA  ホテルに着いてからメニューを見て料理を決め、窓際の席を希望したら、ホームページやパンフレットに出ているカウンターのような席ではなく、出窓のところがベンチシートになっている反対側の椅子の席で一番奥のテーブル
 窓際の席から通路を挟んで一段高くなっている中の席で、女性の外人がボーカルのライブ演奏をしている
 食事が終った22時過ぎも窓際の席は満席状態
夕食時の対応
「みなみ」
 15〜6人座れる中央の大きなカウンターで、ライトアップされた築山のような庭が見える。 他に庭が見えない席も有るもう少し小さなカウンターが2〜3ヶ所有る
 おしぼりは2回出して、前掛けも付けてくれる
 デザートは先に終った人も同じカウンター席に出された
 20時半と遅い始まりの為か、コックさんのペースが速いように感じられた
朝食時の対応
「花暦」
 外人客が多いのか「カフェスイス」は混雑しているのに、和食は空いてて空席が有り、料理も直ぐに出る
 10階だが庭に面していて、テーブルが大きく間隔も広い
朝食時の対応
「カフェスイス」
BBB  行列で入場に15分くらいかかり、出る時にも行列が出来ていた
 テーブルは小さく間隔も狭いが、お皿が大きくロールパンなどは余裕で乗り、ポットで持って来るコーヒーを置いても不自由は感じない
他の従業員の対応 AA  対応されたどのスタッフからももてなしの気持ちが感じられ、僅かに漏らした事までも手配されていた
 長い廊下の為か、10時半ごろに外出する時にはハウスキーピング用のワゴンが2〜3台有った

感 想、備品、その他

 泊まる機会が少ない大阪のホテルで泊まろうと思い浮かぶのはリッツカールトン、リーガロイヤル、ウエスティンくらいで名前すら知らなかったのに、ゲストブックの書込みでスイスホテルの事を知り、ホームページを見るとなかなか良さそうなホテルで、前に泊まったリッツカールトンのキタ(梅田)のに対して、ミナミ(難波)に位置していたので泊まって見ることにしました
 結果は、ハードだけの比較ならリッツカールトンの方が上ですが、接客面ではリッツカールトンのような突出したサービスは感じられませんがトータルすればそれ程の差は無く、料金が安くどの部屋からの眺めと、街の魅力から、ベイエリアに良いホテルが無ければ次も泊まりたいと思います

 家内が「アムリタ スパ」で、リンパマッサージ〜顔と背中〜 1時間 10,000円のコースを受ける
 余計な記入やティータイムが無く、施術がたっぷり1時間で、仰向けのまま背中に手を入れてのマッサージは上手で気持ち良く、辛口の家内もお薦めです
 当日でも希望時間の18時からの予約が取れた

 朝刊はフロントでは何も訊かれず朝日新聞が入ってました
 部屋にテレビの番組表は無かったが、エレベータホールに新聞が置いて有った

 26Vの液晶テレビだがアナログ放送で、デジタル放送を見慣れてしまうと映りが悪く、横長になる画面はおかしい

 バスローブは無い。ゆかたではなくパジャマで寝易い

 朝食券ではコンチネンタルブレックファーストのルームサービスが受けられる
 アメリカンブレックファーストのルームサービスは2,800円になるので差額200円分負担?

 心に残ったサービスを受けたスタッフに対して感謝の気持ちを表すハートフェルトサービスカードが部屋とレストラン「花暦」に有った
 名前は分からないがフロントの二人の女性と、鉄板焼きレストランの男性スタッフの3枚をあげたい気持ち

 日経新聞掲載記事より
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