星野リゾート ウトコ オーベルジュ&スパ 

宿泊日  2014年2月25日(火)
プラン / 料金  JTB フリープラン四国、26,500円、2食付き諸込み、4,400円の追加料金でスタンダードツイン(33平米)からスーペリアツイン(48平米)にアップグレード
予約/特典/担当  1月29日、JTB営業所で予約 / ホテル特製化粧水、アーリーチェックイン(通常14時) / 星野
地域 / 交通  高知、室戸岬 / 新幹線、電車、レンタカー
チェックイン/到着  13:00 / 15:30   足摺岬のホテル発 10:00
チェックアウト/出発  11:00 / 10:00

総合評価 BBB  滞在してエステを受ける為に建てられたホテルで、家内がストレスを抱えて仕事をしている頃に泊れれば良かったが、2人ともリタイヤして旅行の通過点として短い時間だけ泊るなら、疲れを癒せる大浴場が有るホテルに泊った方が良かったのかも知れず、一度だけ泊れれば良いホテルでした
部屋  117号室、ラグジュアリーツイン、53平米(客が少ない閑散期なので、バスルームが広くなっている部屋にアップグレード) 、ベッドサイズ200cm×120cm、ベットは広い、枕は2つ、ナイトテーブル、ベットの脇にマッサージ機
 エントランスの前がウッドデッキ、左側にミニバー(海洋深層水のミネラルウォーターは無料)、クロゼット
 部屋部屋部屋テレビ・加湿器・ヒーター
 にはパナソニックの美容器具が置かれている
 部屋は眺めが良くて設備も整っているが、寝ている時にエアコンの音がうるさく、折角の広いバスルームも使いにくくて、小さなタイルの目地の掃除も大変そうで、良い部屋なのに小さな欠点が気になってしまった
眺望  ベットからの朝日、海岸近くに有るホテルで全室がオーシャンフロントで、堤防越しに海が良く見え、ベットに横になっても海が見えるように造られている
 折角の眺望も窓の汚れが気になった
バス  大きなホーローのバスタブにタイルのエプロンのビューバス
 高速給湯ではなく溜まるのに時間がかかる、写真に写ってないがシャワーヘッドはこのバスにはそぐわないプラスチック製の物で良くない
 シャワーブースがバスタブと反対側でトイレの脇に有り、離れているのに足マットは一つしか無く、同時に使ったのでバスタオルを敷いた
 水栓はハンスグロエ製、ガラスのドアは内と外の両側に開く
 水着を干せるような所が無かった
トイレ  外開きドアの広めの個室で、TOTOの高級なウォシュレットのトイレ
洗面  ダブルシンクの広いタイルのカウンターにシングルレバー水栓の洗面台だが、蛇口が高くて背が低いので腕から水が垂れてしまい、タイルの目地を通って床まで水が垂れてしまう
 水栓も排水口の使い方が分からず説明して欲しかった
 洗面台の下、タオルは沢山有るのに足マットは1枚しか無い、アメニティ
クローゼット  2枚の吊りの引き戸、金庫とチェストが入っているが十分な広さがある
 ハンガーは8個、棚にはバスローブの上に羽織る毛布、使い捨てのパイルのスリッパに屋外用のサンダルも有る
 チェストに薄手のとワッフル地の2種類のナイトウエアが入っている
夕食  チェックイン時に時間を決め、プールに入るので19時半からレストラン"Bonne Peche"(ボンヌ・ペッシュ)黒潮のイタリアン
 デザートに歓迎のメッセージ、嫌いなものが多い家内も全て美味しく食べられて料理は良かった
 スパークリングワイン・赤ワイン・白ワイン(900円)、ペリエ(600円)
朝食  8時から夕食と同じレストランで和食セット、これに卵料理やハムなどをオーダーでき、サラダバー・ドリンクバーが有る、トマトジュースは無かった
プール
(JTBの  
パンフレット)
 5m×15mくらいの楕円形で海洋深層水のプール、端にジャグジーが有り、写真のようなヌードルが借りられる、ミストサウナと屋外にジャグジーが有る
 更衣室は無く、部屋から水着にバスローブで来て、シャワーで海水を落として帰る
 プールの片側にはエステの施術室が並んでいる
 海洋深層水のペットボトルが無料で飲める
建物
(JTBの  
パンフレット)
 2006年6月建築、7月開業、高床式の平屋建て17室、海岸沿いの白い建物、左端がプール、大浴場は無い
 廊下は屋外になりバスローブでプールに行く時の毛布が部屋に用意されている。 家内は毛布を羽織ったが、2月末でもバスローブで寒くなかった
 レストランレストラン前
 建築の賞などを取った建物だが、ホテルとしては良いようには思えない
 発注:シュウ・ウエムラ
 設計:シィエル・ルージュ・クレアシオン(CRC、アンリ・ゲイダンと金子文子の建築ユニット)
 施工:轟組、清水建設・四国開発・川村総合JV
 敷地面積: 35,545平米、建築面積: 2,810平米、延床面積: 3,071平米
ロビー  ロビーのスペースは無く通路のみ、フロント近くにチェックインで使うテーブルと売店・トイレくらいしかない
 別にライブラリーが有り、自由に飲める飲み物も有り、海を見ながらゆっくり過ごせる(新聞スタンドは確認しなかった)
フロントの対応  フロント脇の狭い所に有るテーブルに座ってレジカードに記入、宿泊カードや食事券は無い
 担当の若い男性の実家が宇都宮で自宅の近く、転勤で来られたとか、預けたバックは部屋に運ばれていた
ドアマンの対応  建物にホテルの看板が無く、ウロウロしていたら女性のスタッフが飛び出してきた
 灯台から戻った時にはすぐに出迎えて、部屋まで案内してを渡される
 見送りは女性のスタッフが1人で
夕食時の対応  奥の壁際のソファー席に案内される
 テーブルは広く間隔も有る、テーブルクロスやマットは無く、ナイフやフォークは直接テーブルに並べられていた
 チェックインの手続きをした宇都宮出身のスタッフに対応して貰え、初めてなのに楽しく食事ができました
朝食時の対応  窓際は陽射しが有るので奥のソファー席にする
 入った時はスタッフが1人で忙しそうだった、後で2人になる
 17室の小さなホテルなのでレストラン専属ではなく、色々な仕事を兼務しているようです

感 想、備品、その他

 世界的なメイクアップアーティスト・植村秀氏のプロデュースによる、ディープシーテラピーを体験できる滞在型ホテルで、海の傍でこのような施設を備えたホテルが有れば良いのにと思っていたので、出来た時からぜひ泊りたいと思ってましたが在職中はJRを使って室戸岬まで行く計画は立てられず、昨年末で退職したので高知旅行の計画を立て、ようやく訪れることが出来たのに求めているホテルが違ってしまっていた

 ホテルに隣接して海洋深層水を使った公共のバーディハウスのシレスト むろとが有り、大浴場に露天風呂も備えてホテルのプールより施設は充実しているようなので、滞在するならこちらも楽しめます。 もし時間が有って、こちらにも入っていたらホテルの印象も違ったと思います

 15時半ごろに到着、チェックイン手続きをして部屋に入る前に地図を貰って、来る時には分からなかった室戸岬灯台に行く

 バスローブ・ナイトウエアで館内どこでもOKだが、レストランではバスローブの人は居なかった

 レストラン脇のトラベルサロンでインターネットが出来るパソコンが有り、客室からインターネットにアクセスできる

 チェックアウト時にインターネットにアクセスして回答するアンケート用紙を渡される

 追記
 高知新聞 2020.05.09
 テルメとウトコ、6月閉鎖 コロナ影響「先の見通し立たない

 高知県土佐清水市足摺岬の宿泊温泉施設「足摺テルメ」と、室戸市室戸岬町のホテル「ウトコ オーベルジュ&スパ」をそれぞれ運営する「アクトリゾート」(兵庫県尼崎市、清川浩志会長)が会社清算の方針を決めたことが8日までに分かった。6月末で両施設の運営から撤退する。アクトリゾートは「新型コロナウイルスの影響で、先の見通しが立たない」としている。

 足摺テルメは土佐清水市が1993年に施設を整備。土佐清水市開発公社による赤字経営が続き、2006年に指定管理者制度を導入。事業者撤退による休業を挟み、2012年からアクトリゾート(当時は「トリムリゾート」)が運営してきた。


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